【那須塩原市】黒磯の居酒屋「酒と肴 あくび」が2026年2月をもって閉店へ。店主は故郷へ、想いを継ぐ後継者を募集しています。
那須塩原市材木町にある居酒屋「酒と肴 あくび」が、2026年2月をもって閉店予定だそうです。

2020年にオープンした同店は、黒磯の複合施設「Chus(チャウス)」を通じてつながった生産者から届く食材を使った日本料理と、自然米と蔵付きの菌で醸した生酛造りの自然酒を提供する居酒屋です。

熟成魚を使った料理や自然酒の熱燗、そして〆の特製醤油らぁ麺などを目当てに、多くの人が足を運んできました。
店主の方は「この町の夜の明かりとして、黒磯の夜をもっと楽しんでもらいたい」という思いで店を営んできたといいます。

写真はイメージです
カウンター越しに酒を酌み交わし、静かに語り合う時間。仲間と料理を囲み、夜が更けていくひととき。そんな何気ない夜の積み重ねが、この場所にはありました。
閉店の理由は、店主の方が故郷・熊本県天草へ戻り、両親が22年続けてきた焼き鳥料理店を継ぐためだそうです。
家族の店を守るという新たな決断のもと「酒と肴 あくび」は一つの節目を迎えます。そして今回の閉店にあわせて、店舗では事業後継者の募集も行われています。
店側は「この町で、この場所で、料理と酒を分かち合える灯りを絶やしたくない」とし、「酒と肴 あくび」の想いを継承してくれる人を探しているとのこと。
店の空間や精神を引き継ぎ、新たな物語を紡ぐ担い手が現れるのか、今後の動向にも注目が集まります。
なお、通常営業は2026年2月いっぱいまで。その後、3月1日・7日・8日・14日には、ゲストを迎えた完全予約制の特別営業も予定されています。
黒磯の夜に静かに灯り続けてきた「酒と肴 あくび」。その灯りが消える日が近づく一方で、この場所を未来へつなぐ新たな一歩も、同時に始まろうとしています。






