【那須塩原市】休止していた「長寿の湯」が復活へ。銭湯として2026年7月開業予定。
那須塩原市南郷屋にある健康長寿センター内にあった「長寿の湯」が、民間の手によって“街の銭湯”として再生されます。

プレオープンは2026年7月26日(日)を予定しています。
市営施設としての役目を終えた「長寿の湯」
「長寿の湯」は、1998年(平成10年)に開業した公共の日帰り温泉施設。

年間約10万人が利用し、とくに高齢者を中心に地域の憩いの場として親しまれてきました。
しかし近年は施設の老朽化が進み、維持管理コストが増大。
那須塩原市の財政負担軽減の観点から、2025年3月をもって市による運営が終了しています。
民間企業による“銭湯”としての再スタート
その後、この施設を引き継ぐ形で再生に乗り出したのが、株式会社ゆつむぎ。

プレスリリースより
同社は「だれもが、清潔な気持ちのいいお風呂に入れる社会をつくる」を理念に、銭湯の再生や運営を手がける企業で、今回の長寿の湯も“街に開かれた銭湯”として再スタートします。
新たなコンセプトは、
「ここで、空(から)になる。」
お湯に浸かり、日常の力をふっと抜いて“空っぽになる”——
そんな時間を提供する場所を目指すとしています。
キーワードは「まちの縁側」
今回のリニューアルでは、単なる入浴施設ではなく、地域の人が自然と集まる“まちの縁側”のような空間づくりがテーマ。

プレスリリースより
館内には、
・畳の大広間
・バーカウンター
・ゆるやかにつながる共有スペース
などを設け、入浴以外でも滞在できる場所へと生まれ変わる予定です。
子どもから高齢者まで、誰でも気軽に立ち寄れる「居場所」としての役割も担います。
ロゴは“瓢箪(ひょうたん)”がモチーフ
新たなロゴには、無病息災の象徴とされる瓢箪が採用されています。

プレスリリースより
中を空にして使う瓢箪と、“空(から)になる”という銭湯の体験を重ねたデザインで、施設コンセプトとも深くリンクしています。
現地は現在工事中(2026年4月下旬時点)

2026年4月下旬に現地を訪れると、館内には「温泉休止中」の掲示があり、工事関係の案内も確認できました。

再オープンに向けて準備が進んでいる様子です。
地域に根付いた施設の“復活”に期待

長年親しまれてきた「長寿の湯」が、形を変えて再び戻ってくる今回の動き。
単なるリニューアルではなく、地域の居場所としての役割を引き継ぎながら、新しい価値を加えた再生プロジェクトといえそうです。
2026年7月のプレオープンが今から楽しみですね。






