個性的な品揃えが評判だった食品スーパー『三桝屋 西那須野店』が解体工事中です。

シンボルマークだったリンゴの看板もすでに取り外されていました。

工事中ということで立ち入りはできません。

バックヤードや商品搬入口があった場所から取り壊しが進んでいます。

『三桝屋 西那須野店』は烏ヶ森公園から『カゴメ（株）那須工場』まで通じる西那須野道路沿いにあり、アクセスの良い場所にありました。通り沿いには別のスーパーもあり競争が激しかったと思います。

『三桝屋』はかつて大田原市に本拠を置き、1927年に酒屋として創業。1961年にスーパーマーケットを開店した歴史のある会社でした。一時は宇都宮駅前のララスクエア宇都宮（現：トナリエ宇都宮）の地下に出店するなど業務を拡張していたのですが、事業停止時は西那須野店と大田原店の2店舗のみでした。

『三桝屋』はこだわりの食材や輸入食品、専門店で売られているような飲料やお酒など、チェーン店では珍しい品揃えで評判でした。

三桝屋全店
改装前の売り尽くしセール
本日は30％off！！
現品限りですのでお早めにどうぞ pic.twitter.com/V0gvTIkYM2

— 三桝屋　mimasuya (@SM_mimasuya) March 2, 2019

2019年3月1日から3日まで「改装前の売り尽くしセール」を行った後、翌4日に「ただ今改装中です　開店日が決定次第お知らせ致します」との告知が店舗の入り口に貼られ、事業停止に至ったという経緯があります。

旧大田原店の店舗は別のスーパー『エコス』が引き継ぎ、現在『たいらや 大田原本町店』になっています。

西那須野店は沿道の西那須野道路の整備と同時に姿を消すことになります。寂しいですが仕方がありませんね。

旧三枡屋の場所はこちらです。