【那須塩原市】市内で発見されたフクロウとオオハクチョウに鳥インフルエンザが確認されました。死んでいる野鳥や弱っている野鳥に注意しましょう。
那須塩原市内で回収された野鳥を調べたところ、鳥インフルエンザウイルス「陽性」反応が確認されました。
1例目:フクロウ
2021年2月16日、那須塩原市内で回収された死亡野鳥(フクロウ)1羽について、簡易検査を行ったところ、A型鳥インフルエンザウイルス「陽性」反応が確認されました。
確定検査の結果、2月22日に「高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N8亜型)」が確認されました。
2例目:オオハクチョウ
2021年2月14日、那須塩原市内で回収され、簡易検査で陰性が確認されていたオオハクチョウ1羽についてですが、2月19日、A型鳥インフルエンザウイルス遺伝子の「陽性」反応が確認されました。
確定検査の結果、2月25日に「高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N8亜型)」が確認されました。
死亡野鳥又は衰弱した野鳥を発見したときはどうするの?
野鳥が死んでいた、弱っている野鳥を発見した場合は、決して素手で触らず、市の環境課か県北環境森林事務所に連絡をしてください。
鳥インフルエンザウイルスは感染した鳥との濃密な接触などを行った場合を除き、通常は人に感染しないと考えられています。
詳しい情報はこちらでご確認ください。
- 市内の鳥インフルエンザ情報(那須塩原市ホームページ)
- 県内の鳥インフルエンザ情報(栃木県ホームページ)
日常生活においては、鳥の排泄物等に触れた後、しっかり手洗いとうがいをすれば、過度に心配する必要はないそうです。ウイルスを拡散させないためにも、冷静な行動をとりつつ気をつけたいですね。