【那須塩原市】朝ドラで注目、大関和（ちか）の志を未来へ。那須短期大学が2026年春に開学します。

那須塩原駅前に、新しい学びの場が誕生します。

大学が認可されました！ pic.twitter.com/IVfd9BIql0

— 那須短期大学看護学科 (@HVLs9PR1zA4ciUd) October 29, 2025

2026年4月の開学を目指して準備が進められていた「那須短期大学 看護学科」が、文部科学省から正式に認可を受けました。北関東ではここだけの看護系短期大学です。

3年間の修学で「短期大学士（看護学）」の学位を取得できるほか、看護師国家試験の受験資格も得られます。

新設の大学ですが、母体となる那須看護専門学校の教育基盤を受け継ぎ、社会医療法人博愛会が運営するすべての医療・介護施設を実習先として活用するそうです。

学生たちは、地域の総合病院や介護施設などで実習を行い、現場での経験を重ねながら看護を学びます。

授業では、地域の人たちと関わりながらまちづくりに参加する「地域協創看護論」も学べるとのこと。看護を通じて“地域の力”を育てていく取り組みです。

キャンパスができるのは、東北新幹線・那須塩原駅近くの医療・介護複合施設「メディカルヴィレッジNASU」内。観光地・那須の玄関口に、医療と教育が融合した新しい拠点が加わります。

ちなみに、この那須の地は、日本の近代看護を築いた大関和（ちか）氏のふるさとでもあります。

大関和氏といえば、2026年前期のNHK朝ドラ「風、薫る」のヒロインのモチーフとなったことで話題になっていますね。

那須短期大学の看護学科では、「報酬をあてにせず、行為それ自体が酬いなのだ」という大関氏の言葉を大切に、思いやりある看護の心を伝えていくそうです。

那須短期大学について、詳しくは公式サイトをご覧ください。

那須短期大学　那須看護専門学校 – 栃木県 那須塩原市　那須短期大学は令和8年4月開校します。