【那須塩原市】2025年のデザインのテーマは「近くて遠い」。塩原・関谷にある第二会場の田んぼアートを見に行ってきました。
那須塩原市内の2カ所で毎年公開されている田んぼアートの第二会場へ行ってきました。
第二会場は塩原の関谷地区(那須塩原市関谷)。見学の際の協力金(100円以上)を支払って展望台へ上りました。
展望台には過去の作品の写真。2025年で15年目を迎えました。
田んぼアートを手がけているのは中野登喜男さん。

那須塩原市で15年間、田んぼアートの制作を続ける中野登喜男さん プレスリリースより
「天候と仲良く付き合い15年継続することが出来ました、苦しい時もありますが、生涯現役を目標にもう少し頑張り地域活性化に繋げていきたいと思います。」とのこと。
2025年の田んぼアート、第二会場の図柄のひとつは「宇都宮ライトライン」。
ライトラインの手前にいるマスコットキャラクターは、芳賀町のマスコットキャラクター「はがまるくん」と宇都宮市のマスコットキャラクター「ミヤリー」です。
第二会場の田んぼアートはもうひとつあります。
もうひとつのデザインは、日本の象徴ともいえる「富士山」。
毎年、世界中から多くの人がその姿をひと目見ようと訪れる存在でありながら、制作者の中野さんにとっては「実際にはまだ訪れたことのない、遠い存在」。その対比から、今年のテーマ「近くて遠い」が生まれたそうです。
稲の成長とともに山の上に謎の未確認物体が現れる仕掛けも。田んぼアートならではの“想い”を込めた大地のキャンバスを、ぜひ現地でご覧になってみてはいかがでしょうか。