【那須塩原市】24年の営業に一旦終止符。上塩原にある日帰り温泉施設「塩原温泉華の湯」が3月31日で営業を休止します。
那須塩原市上塩原にある、日帰り温泉入浴施設「塩原温泉華の湯」が、2023年3月31日で営業を休止します。
国道400号沿いから見ることができる看板には「市営」とありますが、華の湯はもともと合併前の旧塩原町が観光や地域活性を目的として立ち上げた施設です。オープンは1999年1月。
2005年（平成17年）、黒磯市、西那須野町、塩原町の合併により、華の湯の運営は那須塩原市となりました。
関東の平野部が連日20度前後の気温の暖かさでも、施設駐車場の日陰にはまだ雪が残っていました。
体育館やプールもある那須塩原市塩原Ｂ＆Ｇ海洋センターが隣接しています。
華の湯の入口には、休館のおしらせが。
回数券をお持ちの方は2023年3月31日までに使い切らないと無効になります。
懐かしさを感じるエントランス付近。観光客も多く立ち寄るためか、観光ポスターがたくさん飾られていました。
内湯・露天風呂、サウナ、バスタオル一枚でくつろげるリラックスルームがあります。また、女湯にはパウダールームが完備。設備はかなり充実しています。
温泉の泉質はナトリウム・カルシウム－塩化物・炭酸水素塩泉。大きな石を積んだ露天風呂が魅力です。
サウナは小さいながらも本格的でやや熱め。3人までの人数制限があります。
無料でくつろげる休憩室や、軽食コーナーがありました。
華の湯の休館後は、民間への施設譲渡公募手続きを行う予定。ただし譲渡公募の開始時期や条件は今のところ決まっていないそうです。
たくさんの方々に愛された温泉入浴施設なだけに休館は残念ですね。華の湯が気になった方は、ぜひ休館前に行ってみてください。
